白内障手術

白内障とは

白内障は眼球の中にある水晶体が濁ってしまう病気です。このために、ものが霞む、二重に見える、眩しいなどの症状がでてきます。現在のところ治療法は白内障手術しかありません。 濁った水晶体を超音波で砕き、吸い取ります。残った水晶体嚢という透明な膜の中に眼内レンズを挿入します。一度白内障手術をすると、再度白内障になることはありません。稀に水晶体嚢が濁る事があります。その時はYAGレーザーで嚢を切開します。眼内レンズは周りが固定されているので落ちたりする事はありません。 取り除いたままだと、ピントがあいません。そのため取り除いた水晶体のあったところに眼内レンズを挿入します。

w_06
w_07

眼内レンズ

単焦点レンズ

白内障手術で、取り除いた白内障の代わりに挿入するものが眼内レンズです。眼内レンズで最もポピュラーなものが単焦点眼内レンズです。このレンズの場合、焦点が1箇所しかありません。遠くにピントを合わせると近くを見るときにメガネが必要になります。また近くにピントを合わせると遠くを見るときにメガネが必要になります。それぞれの生活スタイルに合わせてレンズの度数を決めましょう。

単焦点レンズ
近くは見えますが遠くはメガネが必要です。

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズを挿入すると、焦点が2箇所または3箇所になります。2焦点眼内レンズは遠くを重視しますので、近くを見るときにはメガネが必要になります。多焦点眼内レンズには溝が同心円状にあります。そのため夜間光を見ると、滲んだり光が伸びて見えるようになります。これをハローグレアといいます。

2焦点眼内レンズ
遠くと近くにピントが合いますが、中間がややぼやけます。
ハローグレア

EDOF(Extended Depth of Focus)眼内レンズ

2焦点や3焦点眼内レンズでは、夜間ハロー・グレアがあるため眩しく感じることがあります。EDOF眼内レンズでは収差を利用して焦点のあう範囲を広げています。そのためハロー・グレアはかなり軽減されます。ただしやや近くが見にくくなります。こちらは自由診療になります。

ピントの合う範囲が広がります
スマホほカメラと同じ原理です

先進医療

多焦点眼内レンズのうち、2焦点、3焦点眼内レンズは先進医療になります。ご自身の保険をご確認下さい。
先進医療についてはこちらをご覧ください。

手術までの流れ

まずはご予約の上、診察させていただきます。視力、眼圧、眼底、角膜形状、眼内レンズの度数決定のための検査などです。またそれぞれの眼内レンズの特徴も説明いたします。検査結果によっては不適の眼内レンズもあります。また生活スタイルにも左右されます。総合的に判断し、ご自身で挿入する眼内レンズをお決めいただきます。

手術に際しては感染症の有無が必要になります。また、かかりつけ医がいらっしゃる方は必ずお申し出ください。当院での採血は毎週月曜日14時30分になります。それ以外は提携内科へ紹介させていただきますので、どちらかをお選びください。

手術は毎週土曜日午前中に行っています。すべて日帰り手術になります。術後問題なければすぐお帰りいただけます。ただし翌日まで眼帯はしておいてください。

白内障手術の際の注意事項(点眼・生活など)

白内障手術クリニカルガイダンス・同意書